身の回りの化学物質とは?


化学物質過敏症を発症する原因や反応して体調が悪くなってしまう物は、様々です。

そして、個人差がとても大きくあります。

 

建材、タバコ、農薬などありますが、家庭用品によって発症してしまう方がとても多いです。

 

現在は地球上には1億種類を超える化学物質が存在しているようです。

そして、誰もが多かれ少なかれ化学物質の恩恵を受けていますので、化学物質が無くてはならない時代に私達は生きています。

その全てを避けて行く事は不可能ですが、出来るだけ有害な化学物質は避けて安全性の高い暮らしをして行きたいですね。

 

専門医の宮田 幹夫医師がいつも言っている事は、

化学物質過敏症の人に合わせると病気を遠ざける事が出来る様になるそうです。

化学物質過敏症の方の生活は、子供達をはじめ全ての人にとっても良くて、環境を守って行くことにつながって行くでしょう。

SDGsに沿った生き方ですね。

 


家庭用品とは?

「主として一般消費者の生活の用に供される製品」

と定義され、同じものでも業務用として工場などで使われるものは含まれません。

 

家庭用品は家庭用化学製品繊維製品に大きく分類されます。

家庭用化学製品には・・・洗浄剤、接着剤、塗料、スプレー剤など。

繊維製品には・・・衣料品、寝具、敷物、カーテンなどがあります。

 

家庭用品に含まれる化学物質による健康被害が社会問題としてクローズアップされたことから、昭和49年に

「有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律」

が施行されました。

(別名:家庭用品規制法)

現在、人体に危害を与えるおそれがある有害物質として表に示す17種類の化学物質が規制されています。

 

例えば、ホルムアルデヒドは皮膚障害を起こすということで、昭和50年に規制されました。

とくに乳幼児は皮膚の感受性が高いことから、検出されてはならない(定量限界未満)という厳しい規制になっているようです。

規制対象物質の 用途/毒性

 


日本中毒情報センター

【中毒110番】2017年受信報告によると

2017年1月1日から2017年12月31日までの1年間に受信したヒトの急性中毒に関するデータ32,768件。

 

起因物質別は、例年同様で家庭用品に関する問い合わせは58%。

患者年齢層別は、全体をみると、5歳以下の問い合わせが75%。

連絡者別にみると、一般市民では5歳以下の問い合わせが81%。

起因物質別の患者の性別と年齢層別は、性別は家庭用品、医療用医薬品、一般用医薬品において20~64歳と65歳以上は女性が多かった。

年齢層別では、家庭用品、医療用医薬品、一般用医薬品、食品,

その他については5歳以下の問い合わせがいずれも80%程度。

農業用品については20~64歳と65歳以上の問い合わせが77%。

発生場所別は、91%が自宅、知人宅などの居住内。

起因物質数別は、単独物質の事故が92%で、残りが複数物質の曝露。

患者年齢層別は、誤飲・誤食・誤使用などの不慮の事故が多い。

とくに5歳以下ではほぼ100%、65歳以上では92%が不慮の事故。

年齢層別 摂取経路別は、5歳以下では経口摂取が91%。

 

・・・予防が可能!という事です。

洗剤で手荒れをしても、各自の対処や自然治癒したりという経験をお持ちの方も多いかと思います。

【中毒110番】への電話や医療機関の受診というのは、ほんの一部です。

 

<詳細>

日本中毒情報センター「2018年受信報告

厚生労働省「2017年度家庭用品等に係る健康被害病院モニター報告

 


【中毒事故発生時の対応と予防】

【中毒の対応】

中毒事故の問い合わせが多い家庭内の化学製品

 

中毒事故が起こったら(家庭でできること、やってはいけないこと)

 

 

【中毒事故の予防】

どんな時に中毒事故が起こるか、どうしたら防げるか

 

家庭内での中毒事故防止チェックリスト

子ども編(PDF)

成人・高齢者編(PDF)

 

 

中毒事故防止のための映像教材

 

 

中毒も化学物質過敏症も、「予防」が可能です!!

 

 

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